ロコモティブシンドロームを防ぐ体操とは?

ロコモティブシンドローム予防に、ストレッチはすぐに実践できる体操です。
ひざや腰の痛みには、患部周りの筋肉のストレッチで、体がスムーズに動くようになり楽になります。
ロコモティブシンドロームを防ぐには、関節周りの筋肉をつけることも大切です。
スクワットや片脚立ちで、十分な効果が見込めます。
日本整形外科学会では、この2体操を「ロコトレ」と定め、熱心に啓発しています。

「ロコトレ」体操のやり方

スクワットは、脚を肩幅より少し広く開いて立ち、つま先を約30度開きます。
ひざが、つま先より前に出ないよう注意しながら、腰をいすに座る要領でゆっくし下ろし、5?6回で1セットをし、目安は1日3回です。
片脚立ちは、背筋を伸ばして片足で立つ体操で、左右それぞれ1分間キープ、目安は1日3回です。転倒防止に、テーブルなど体を支えるものがあると安心です。

ウォーキングや水中ウォーキングも効果的

ロコトレで基礎力がついてきた段階で、ウォーキングなどの体操をプラスすると、ロコモティブシンドローム予防により効果的です。
ウォーキングは手軽に実践できますが、太ももの大腿四頭筋の強化に効果的で、足腰の筋肉が鍛えられ、転倒防止につながります。

 

ロコモティブシンドロームが悪化し、ひざの悪い人には水中ウォーキングがオススメです。
重要なのは、体力に応じて自分にあったスポーツで、楽しんで続けることです。
また昨今では、住民の健康寿命を延ばそうと熱心に取り組む自治体は多く、とくにご当地ソングを使った「ご当地体操」が好評を博しています。多くの場合、さり気なくスクワットや片脚立ちの要素も入っていて、ロコモティブシンドローム対策になり、郷土色の豊かな音楽で楽しくできるのがメリットです。

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