ロコモティブシンドローム対策に食事は大切

ロコモティブシンドロームは、加齢や身体の酷使などで、骨・筋肉・軟骨が弱まってくるのが原因で、要介護や寝たきりのリスクが高まる病気です。ウォーキングなどの運動を対策にあげる人は多いのですが、食事も大変に重要なポイントです。
通常、人間は40歳を過ぎると、筋肉量が年に0.5?1%減少するといわれています。食事で筋肉の減少を抑えることが大切です。逆に、メタボ対策と称して、食事バランスを乱すことは、ロコモティブシンドロームまっしぐらです。

ロコモティブシンドローム対策にどんな食べ物を選べばいいか

ロコモティブシンドローム対策には、食事をしっかりとって、骨や筋肉の衰えを抑えることが効果的です。たとえば、80歳を超えてなお元気に歩くシニアは、食事バランスがよくとれているという共通点があり、対策を立てる上でいいヒントになります。
すなわち、炭水化物や脂肪でエネルギーを作り、たんぱく質は筋力維持に役立ちます。かりにエネルギー不足になると、自分の筋肉のたんぱく質を消費するようになるため、筋力が衰え、ロコモティブシンドロームにつながります。
肉、魚、乳製品、大豆製品は、体内で合成できない必須アミノ酸9種も含めて、良質のたんぱく源です。このとき、たんぱく質の合成を促進するビタミンB6もあわせて摂取するのが効果的です。ビタミンB6は、マグロの赤身、キウイ、バナナなどに豊富です。

 

食事だけで対策しきれないときにはサプリの利用も

 

とはいえ、年をとるにつれ、食が細くなるのは仕方のないことであり、食事だけでは足りないケースもあります。そんな場合は、ロコモティブシンドローム予防に足りない成分をサプリメントで補う方法があります。必要とあらば、その道の専門家に相談するなどの対策を講じる必要はあるでしょう。

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