イミダゾールペプチドとは

渡り鳥やカツオ・マグロなどの回遊魚が、何日も何時間も疲れ知らずで動き続けられるのは、人間からみれば驚異的な運動能力です。その秘密は、イミダゾールペプチドという成分が深く関係していることがわかっています。
イミダゾールペプチドとは、イミダゾール基がくっついたペプチド、つまりアミノ酸のつながりのことです。イミダゾールジペプチドとも呼ばれ、抗酸化作用、疲労回復、尿酸値の低下効果などが報告されています。
イミダゾールペプチドは、動物の骨格筋や神経組織にある成分で、人間にもありますが、加齢で減少していきます。現在までに知られている種類として、アンセリン、カルノシン、バレニンが代表格です。

イミダゾールペプチドには乳酸を分解する働きが

イミダゾールペプチドには、乳酸を分解する働きがあり、疲労回復につながります。抗疲労作用にはもう少し複雑な仕組みがあるのですが、渡り鳥や回遊魚が、長時間移動を続けられるのも、疲労をすみやかに解消する仕組みが備わっているからです。人間が摂取しても、疲れやすい体質の改善は大いに期待できます。
さらに、イミダゾールペプチドの、尿酸値を低下させる働きは重要です。
尿酸が増えすぎてかかる病気、つまり高尿酸血症(痛風)の改善が期待される効能です。
痛風の治療には荷が重そうですが、摂取することで症状の悪化は抑えられるかもしれません。
また、最近では、カルノシンやバレニンに、認知症の予防・改善効果を認める研究もあります。現状では、科学的根拠がしっかりしているわけではありませんが、抗酸化作用や組織修復の促進作用の働きが報告されているのは事実で、すぐれてシニア層には、積極的な摂取がすすめられる成分であるといえます。

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