ケルセチンプラスとは

ケルセチンプラスとは、少々学問的にいえばケルセチン配糖体のことで、サントリーウエルネスが、自社サプリメントの配合成分としての呼び方です。
セサミンEXなど、多くのサプリに配合されている成分です。

ケルセチン配合のサプリメント

ケルセチン配合のサプリメントは、数社から販売されてますが、サントリーは、ケルセチンプラス、グルコサミン、コンドロイチンの配合で特許を取得した関係で、同社の独自成分のようになっている感があります。抗炎症作用や抗酸化作用の点で共通していますが、ケルセチンプラスのほうは、吸収力が大幅にアップしている点で違いがあります。
ケルセチンは、抗炎症力の高いポリフェノールの一種で、ビタミンPの一種でもあります。食品では、玉ねぎ、そば、かんきつ類などから摂取できます。

 

ただ、ケルセチンは脂溶性の成分なので、体内で吸収されにくいデメリットがあります。ところが、そのケルセチンに糖がくっついた構造をなすケルセチンプラスは水溶性なので、成分としての性質はそのままに、吸収率がグーンと上がっているのです。

 

その吸収率の上昇率は、ケルセチン比のじつに約120倍。サプリメントへの配合量は控えめでも、ケルセチンプラスのほうは、比較にならない高い効果が期待されます。

原料は?

ちなみに、サントリーのサプリメントでは、エンジュという植物に含まれるルチンを原料に、酵素処理をして抽出しています。サントリーでは、ワインやウーロン茶の製品開発に直結すること事情もあって、ポリフェノールの研究でもトップクラスです。酵素についても、ワインやウイスキー開発からの知見が利用できるメリットがあり、ベースとなる飲料製造のノウハウがフルに発揮された格好です。

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